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スタッフblog「季の風」

自主的な読書のきっかけ

2020-03-31
大学進学とともに関西から上京したわたしにとって、神保町はザ・東京という感じで、おしゃれな場所というイメージを持っていました(今もそうですが)。大学も区内ではなく、友人と出かけるのも立川~吉祥寺の範囲が主だったので、神保町が都内のどこに位置しているのか…ということも、恥ずかしながら最近知りました。
無縁の場所だと思っていた神保町で働いていることに自分自身がまだソワソワしながら、出社しています。
そんな神保町について、一つ気づいたことがありました。神保町にはたくさんの本屋さんがあるということです。
神保町駅から職場に向かうまでにある本屋さんを目にしながら、ふと思い出したことがあります。高校生の頃、国語(現代文)の模試に出題された小説の全文が気になり、小説を求めて本屋さんに買いに行っていたということです。初めて自主的に小説を読もうと思ったきっかけでもあります。中には、問題として出題されている部分からは想像もできないようなヘビーな内容の本もありましたが、模試を受けるたびに新しい小説を紹介してもらっているようで、なんだか模試が待ち遠しくなっていました。それまで読書をあまりしてこなかったわたしが、読書をするようすを見て、両親も驚いていました。きっかけを与えてくれた模試には感謝しています。
買った本は今でも実家にあります。高校生の頃と今では、読んだときの受け取り方が異なるんだろうなあと思うので、今度帰省したときには、久しぶりに読んでみたいです。
紀伊
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